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40万円で「すごい」と言われる車たち ~アルファロメオ・プジョー編 ~

アルファロメオとプジョーを一緒にご紹介するのはどうかと思ったのですが、やはり数ある車種の中でも、私個人から見てですが、「すごい」と言われるもので40万円以下となると、車種が相当限られてきますので、アルファロメオとプジョーを1車種ずつご紹介したいと思います。

今回ご紹介するアルファロメオも、プジョーも、目安となる800万円までは届きませんが、あまり走っておらず、堂々としていたり、流麗なデザインをパッと見て、

「あれ、かっこいい車だなあ」

「外車だし、きっと高いんだろうな」

「すごいな」

と言ってもらえるような車だと思います。

それではご紹介しましょう。

◯40万円まででお勧めのアルファロメオ/プジョー

  • アルファロメオ166
  • プジョー407クーペ
  • プジョー607

アルファロメオ166

アルファロメオは、小さめの車のほうが目立っています。また、1970年頃の旧車のアルファロメオ・ジュリアは、今でも人気がありますね。

しかし、このアルファロメのフラッグシップである166に関しては、そこまで人気がなかったためか、ほとんど知られていません。

車が好きな方でも、パッと見て分かる方は少ないと思います。

しかし、実は、この車、乗っている人の中での評価はそれなりに高く、結構かっこいいのです。途中でフェイスリフト、フロント部分のデザインをかなり変更しているのですが、個人的には、変更前の少し角ばった形のフロントデザインのほうが好きです。

ですから、2003年までのモデルのほうがお勧めということです。

しかし、デザインは好き嫌いもありますので、それは、お好きな方を選ばれると良いと思います。

数はそんなに多くはありませんが、金額的には、どちらも選べる金額でヤフーオークションに出品されます。

私が個人的に一番気になる難点はダッシュボード等のベタつきです。

プロテイン塗装というものが施されていて、新しい時は高級感がありますが、古くなるとベタベタしてきて、下手に白い服等でこすってしまうと、服が使えなくなってしまうというケースが多いようです。

これに関しては、販売業者もわかっている人はきちんと処理をしてから販売してくれる場合もあります。完全個人売買の場合は、もともとの持ち主がどれだけケアをしているかで変わってきますが、もし、ベタつきがあるまま販売されているのであれば、購入してからご自身で対策を行えば良いと思います。若干手間はかかりますが……

また、内装はベージュ系と黒系がありますが、ベージュ系をお勧めします。

せっかく選ぶのですから、少しくらい待って、自分の気に入ったものが出てくるのをいまかいまかと何度も覗いたりすることも、楽しみと考え、じっくりと選びましょう。

アルファロメオの場合は、とくにアルファロメオを専門で売買している人も何人かいらっしゃいますので、そういう方の勧める車両が出てくるまで待ってみるのも良いでしょう。

ですから、アルファロメオの個人的なお勧めは、

2003年式、走行距離6万キロまで、内装ベージュ、ということになります。

いかがでしょうか。

プジョークーペ407

ものすごく美しいクーペを考えた時に出てくるのが、実はプジョー406クーペです。

このプジョークーペ407の前のモデルになります。本来であれば、こちらの方をお勧めしたいところなのですが、この406クーペが、かなり希少価値が出てきたり、求める人が多くなったため、価格が上がっています。

ですから、少し妥協してクーペ407という選択肢をお勧めしています。

こちらも美しいクーペには違いなく、走っている車も少ないので、プレミア感は満載です。

また、内装のクオリティもかなり良い感じで仕上がっていますので、高級感もあります。

クーペを一つの選択肢として考えられている方には、ぜひとも一度乗っていただきたい車です。

また、私自身の経験からになってしまうのですが、プジョーのシートは居心地が良いと思います。特別ふかふかというわけでもないのですが、フィットします。

シートのフィット感にかけては、私が車の買取店に居て、様々な車に乗った中で、一番良かったのが、プジョー207ステーションワゴンのシートでした。

私は、実は結構シートには神経質で、以前、ソアラの2代目に乗っていた時は、ノーマルのシートがあまりにもフィットせず、1時間も乗ると首が痛くなってしまい、どうにもならず、中古でこれも購入したのですが、購入して1週間もしないうちにレカロのシートを購入し付け替えた、という経験があるくらいです。

ですから、私個人としてはプジョーという選択肢もかなり良いと思います。

昔、これらの車がデビューした時は、高いなーと、私は指を加えて見ていたのですが、今なら簡単に手に届くところにあります。

キレイなクーペを考えている方、ぜひ検討してみて下さい。

プジョー607

このクルマは、プジョーのフラッグシップで、かなり故障も出ているようではありますが、乗っている人の満足度は高い車です。

内装も、見ていただければ分かる通り、高級感があります。

走りも燃費もそれなりのようです。

私自身が乗ったことがない車なので、あまり詳しいレビューは出来ませんが、諸費用を含め600万円弱の車が、40万円で余裕で手に入るのであれば、これも選択肢としては外せないと思います。

ほとんど走っているのを見ることはありませんので、人からは、あれ、この車なんだろう、と思いながら見て、プジョーのマーク。そして、かっこいい革張りのシート。

「オッ、何だかすごい感じ」

という、地味にすごい感じの車です。 そこまでアクが強いデザインではありませんが、デザインが気に入れば、買いの一台です。