ヤフーオークションで車を高く売る方法
車を高く売るために、車を購入したあとでしておいたほうが良いことは、下記でお伝えしています。
すごい車を高く売るコツはこれ!
ここでは、実際にその車をヤフオクで出品し、その出品の仕方で少しでも高く売る方法をお伝えしたいと思います。
基本的には、このホームページで書いてある方法で車を購入された方であれば、何となく、どういうふうにすれば高く売れるのかは、感じていることはあるだろうとは思いますが、それを確実にするためにも、こちらでその方法をお伝えしたいと思います。
1.出品前に用意するもの
この中で大切なものが2つあります。
◯写真
◯詳細な情報
この2つを用意することが必要なのですが、もう一つ、落札のときとは違って、「Yahoo!プレミア会員」になる必要があり、さらにモバイル確認と呼ばれる携帯のSMSを使用して認証コードを送付してもらい、それを入力するという手続きが必要になります。
これらの手続き自体は、そこまで難しくありません。
プレミア会員に関しては、月々の会費が462円(2017年10月現在)かかりますが、これは、販売するときだけ入って、やめればいいだけの話で、どんなに少なくとも、自分で売ることで5万円程度は得しますから、そのための462円であれば安いものだと思います。
また、2017年10月時点の特典として、もし車を40万円で販売し、それをヤフーマネーで受け取ることにすると、もろもろで9,000ポイントのヤフーマネーがもらえます。
それをヤフーショッピング等で必要なものを購入するのに使用すれば、ポイントが付与されるのが2ヶ月後くらいなので、会費を1,500円くらい払う必要がありますが、9,000円のものを購入することが出来ますので、かなりのプラスにはなると思います。
ということで、少し寄り道してしまいましたが、まずはヤフーの出品が出来るための手続きを進めて下さい。
その後、写真を撮影します。
◯写真
写真については、様々な考え方があると思いますが、私個人の考え方としては、まず個人が出品するのであれば、基本はその車庫やその近辺で撮影すると考えます。
ですから、撮影されているところが高級住宅街で、しかも屋根付きの車庫のすぐ前で撮影され、しかもその車庫の車が入っていないスペースの前で撮影されていれば、基本は、そこにその車が入っていると考えると思います。
もちろん、高級住宅にあなたが住んでいて、しかも車庫もちゃんと屋根付きであるならば、そこの前で撮影すれば良いと思いますが、もし、そのような環境に住んでいなかったとしたら、そういうところにあえて車を持っていき、そういうところで保管しているように、そして、あたかもあなたがそういうところに住んでいるようにして撮影してみて下さい。
よく公園等で撮影すると良いと書いてあったり、実際に公園の横等で撮影している写真もありますが、購入したいと考える人が気になるのは、その車がどんな使われ方をしていたのか、またその持ち主がどの程度のお金を持っていそうで、どれだけメンテナンスをしているかです。
ですから、そういう高級住宅の良さそうな車庫の前で撮影し、しかもメンテンナンス記録がきちんと残してあって、最近まできちんとメンテナンスされている、となると、その車の価値が、それ以上に上がるのです。
何も、「そこに住んでいます」と書く必要はありませんし、あくまでも、そういうところで撮影しているだけですから、ウソを付くことにもなりません。
もし、買おうと思う人が、誤解してくれたら嬉しいな、というくらいのものです。
それだけ、購入する人は、数十万円であっても細かいところを見て購入すると思って、細かいところまでできるだけ気をつけて写真を撮って下さい。
写真を撮る際ですが、ヤフーオークションにそのまま掲載できるのは、以前は3枚まででしたが、2017年10月10日より10枚までとなりました。
10枚も載せればそれなりに伝えることも出来ますが、できるだけ写真を載せておく方があとでトラブルを避けることが出来ますので、デフォルトの10枚だけでなく、さらに本文にも写真を載せるようにしましょう。
その際、HTML等の知識があるならば、それを使ってヤフーオークションの説明を書いていけば、何枚でも載せることが出来ますが、そういう知識を持っていない方は、下記のようなツールを使って下さい。
その際に、必ず撮影してほしいのが、
- 正面から
- 左右から1枚ずつ
- 後ろから
- ホイールの状態が分かる写真
- エンジンルーム(全体が1枚で良いと思います)
- 走行距離が分かる状態のオドメーターの写真
- 各シートの写真(運転席、助手席、後部座席、最低計3枚)
ただし、革シートのひび割れ等がある場合には、少し詳細の写真も載せて下さい。
8.グローブボックスやセンターコンソールの写真
9.トランクを開けた状態の中の写真
10. タイヤの溝がどのくらいかが分かる写真
11.キズ等があるならば、それが分かるような写真
だいたい、このくらい写真を撮っておけばよいでしょう。
その際、カメラにはできればこだわったほうが良いと思います。
もちろん、スマートフォン等のカメラも最近は非常に良くなっていますので、それなりには映りますが、例えば、私の持っているiPhone7Plusだと、左右ともに端っこの方は少し伸びた感じになってしまいますし、明るさ等はそれなりの一眼レフカメラ等にはかないません。
ですから、もしお持ちであれば、出来る限り明るいレンズの付いた一眼レフカメラを使いましょう。また、もしお友達が持っているようであれば、ぜひとも借りてきて、写して下さい。
それほど、写真は大切です。
なぜなら、写真でしか基本は判断できないからです。
もう一度まとめてお伝えしますが、写真を撮る際には、
*写真を撮る場所にこだわる
*写真のクオリティにこだわる
この2つにこだわってみて下さい。
この2つだけで、数万円、落札価格が変わると私は思っています。
さて、これで写真が用意できました。
◯詳細な情報
次に、詳細な情報を載せていきます。
まず、エンジンの型式や車検の有無等、車検証で分かるようなことは、基本データとして、最初からヤフオクの出品をするときには記入しなければなりませんので、車検証を見ながら記入していきます。
走行距離も必要なので、走行距離に関しては、オドメーターを撮影した写真を見ながら書き込んでいきます。
それとともに、Gooやカーセンサー、そしてWikipediaといったホームページから、車検証に乗っている以外の車の詳細を持ってきます。
たとえば、その車はメーカーにとって、どのような位置づけで作られていたのか、何年から何年まで作れていたのか、というような情報です。
Gooやカーセンサーといった中古車を販売しているサイトでは、必ずカタログが一緒に掲載されています。
そういったところから、その車の詳細情報を持ってきて下さい。
長さ×幅×高さ(大きさ)も忘れずにをヤフオクの説明文にも入れていきます。
さらに、ここからが重要なのですが、あなた自身がこれまで乗ってきた時に気づいたこと、乗った時の感想等を載せていきます。
私がジャガーを販売したときも、相当自分自身の感想を書きまくりました。
また、傷に関しても、細かいところを全部書いてあります。
下手に隠すよりも、すべて書き出してしまったほうがよっぽど良いです。
書き出して、それを写真できちんと確認してもらうことで、購入したいな、と思っている人は、逆に、これだけ書いていても、実はこんな感じの小さな傷なのね、と思うと、この人は誠実だな、と判断してもらえるので、それがまた好印象となり、さらに数万円のプラスが期待できるのです。
結局は、文章を書くことで、もちろん車もですが、あなた自身を売り出していると思って下さい。あなた自身を高く売り出すことができれば、車が高く売れる、というわけです。
私が良く書くのは、下記のようなことになります。
*手放す理由
これが怪しいと、不具合があると思われます。できるだけ細かく書くほうが良いと思います。例えば、「引っ越しで大きな車が駐車場に入らなくなったため」、「海外移住のため」、「父親から譲ってもらったけれど、あまり乗らないので」、「セカンドカーとして乗っていたけれど、ほとんど動かさないので」などと書いてあると、ああ、いい車だったのかな、と判断してもらえるのではないかと思います。そういった理由をきちんと説明できるように書いてみて下さい。
*実際に乗っている時の燃費(高速走行の場合、市街地の場合)
*エンジンを回した時の感覚(それまでの車と比べてどうなのか)
*その車に乗っていて一番気持ちいいのはどんな時か
(スピードや回転数で違うと思いますので、そのへんの説明を入れます)
*これまでに自分が乗っている時の故障や、どのように修理してあるのか
*ディーラーと話して得た、その車のウイークポイントと、そのウイークポイントに対して、その車はどのような対策がしてあるのか、あるいはそれが症状として出ているのか、まったく出ていないのか
というようなことを、細かいところまできちんと書いてあると、この人は、車が好きなんだろうな、それならきちんとメンテナンスをしているだろうな、とも思ってくれるのです。
◯終了日時や、オークションの期間、即決価格の設定
オークションの終了日時も結構大切です。
これが、人があまり見ない時間に終了するようにしてしまうと、オークションなのに数人で競うことがなくなり、価格が上がりにくくなりますので、できるだけ人が家に居て、オークションを見るであろう時間を終了時間に設定します。
私個人としては、金曜、土曜日の夜は遊びに出かけていて、オークションを見る暇がない人もいると思いますので、日曜日の夜、そこまで遅くない時間、22時頃をお勧めします。
またオークションの期間ですが、5、6日あれば良いでしょう。
あとは、即決価格です。
即決価格とは、オークションの価格が、この価格まで上がったら、そこで終了!という価格を設定するということです。
この即決価格の設定のためには少し時間を使って下調べをしたほうが良いと思います。
その際に参考にするのが、過去の同じような車の落札価格です。
中古車の販売サイト、Gooやカーセンサー等も参考にして下さい。
そして、同じような年式の同じような状態の車が、
ヤフーオークション 30万円
カーセンサー&Goo 60万円
だとしたら、即決価格は、ヤフーオークションの他の車より少し高いくらいの設定、例えば35万円くらいで設定します。
そうすると、間違いなく、中古車の販売サイトと見比べる人は、こちらを買いたいと思うでしょう。
ヤフーオークションだけを見る人は、少し気になるけど、即決で落とすまではちょっとな、と思うくらいの価格になると思います。
しかし、始まりの価格を20万円程度に設定しておくと、ひとまず気になるのでウオッチリストという、お気に入りを見やすくする、リストに入れてくれるはずです。
そうして、何名かの入札が入ると、ちょっと気になる人は、少しなら高くてもこの車が欲しい、と思って、即決価格を入れて、自分のものにするわけです。
ガンガンに競り上がるのであれば、即決価格は無い方が良いのですが、基本的にヤフーオークションの相場というものがある程度決まっているので、ある程度以上には行かないと、腹をくくり、ある程度の価格を即決価格として販売することも、一つの高く売るためのコツになります。
これらの設定をきちんとしておくことで、ヤフーオークションで高く売ることが出来ますので
ぜひ試して、より高い値段で愛車を販売して下さい。